2019/01/14 ~5日目②~




ホテルに帰還。7年前と変わっている。



文字:普通江旅館を現地指導される偉大な首領金日成同志と偉大な領導者金正日同志。今から46年前の写真。

語学の勉強に付き合ってもらった後は最後の昼食。モンナンレストランを通過して1号食堂へ。


普通江ホテルのレストランメニュー1北朝鮮エビフライ
エビフライにステーキ。
普通江ホテルのレストランメニュー2北朝鮮ステーキ
分厚いステーキやハンバーグも。4人で食べたら150ドルくらいはいくかも。


普通江ホテルの冷麺
高級ホテルだけに冷麺も旨いのかもしれない。
普通江ホテルのレストランメニュー4
そば、うどんも。左真ん中は牛丼。和食は安山館もオススメ。


普通江ホテルのレストランメニュー5カレー
全般的に美味しそう。

ひとまずビールで乾杯。


タバコの赤マルボロを手渡し、吸ってもらう。


どうですか?味は。
男G6 ・・・これは、ダメです。
男G5 ・・・(渋い顔)。
将軍様も好きだったようですけどね・・・。
男G5 マルボロは日本のタバコではなく海外の物でしょう?海外で作られた物なら良いと思いますけどね・・・。
ハイライトとかはどうですか?
男G5 ちょっと味が変わりました。


やはりセブンスターかロングピースじゃないと受け付けない模様。


北朝鮮キムチ
運転手がまたキムチを持ってきてくれた。

一般家庭の味で、辛くなくて酸味がある。ありがたく頂く。


総額50ドル予算で1人1メニューずつオーダー+おつまみ+ビールという形にしてもらった。


男G6 いつもなら朝にお客さんを送り出して昼は会社の食堂で食べますけど、
今日はこんな良い店で食事できて本当にありがとうございます。
そうですか、良かったです。
男G6 寒くないですか?日本人は股引き履かないですね、かゆくなると言って。
そうですね、あまり履きませんね。



ソーセージ入りスクランブルエッグ。
普通江ホテルの北朝鮮キムチチゲ
ダシの効いたキムチチゲが美味、冬なのでより一層美味しく感じる。


双像ではなく、金正日バッジを付けた男G6に質問。


なぜそのバッジを付けますか?
男G6 私は偉大な金正日総書記がいらっしゃった時に党員になりましたので思い入れがあります。


普通江ホテルの北朝鮮ハンバーガー
毎日朝食時のメニューで見ていたハンバーガーをオーダー。普通に旨いけどマカロニサラダ系のホワイトソース味だった。
北朝鮮カレイ
焼き魚のカレイ。脂が乗っていて滅茶苦茶旨い。


チョウザメよりこっちのカレイの方が美味しいです。
男G5 まぁ、チョウザメは淡水魚特有の味がありますから・・・。こっちのカレイはロシアより良いのが獲れるようです。


最後の最後でこういう朝鮮半島独自の素朴な料理が、共和国内のどんな高い店の料理よりも
旨い事に今更気付く。やはり和食より洋食よりも、旅先ではその土地の物が一番旨い。
その土地のキムチを提供してくれた運転手に謝意を述べ、最後の晩餐はお開き。



しばらく語学学習した後、荷物をまとめて出立。
POTHONGGANGHOTEL
普通江ホテルは高麗ホテルより部屋がきれい、料理の味では高麗ホテルの方が上だと思った。 次回来たら普通江ホテル内の焼肉店にも立ち寄ってみたい。



文字:大同江ビール

文字:将軍様に従って千万里



空港に行くまでの道のモザイク絵。

この絵も昔と変わった。



凍る川、まさに凍土の共和国。

運転手にチップを渡してお別れ。運転手はスーツをビシっと着こなした紳士で、案外一番大物だったのかも?


今回は変わったオーダー(語学学習)ですみません、お陰ではかどりました。
男G5 いえ、こちらも楽しめました。また来てください。
男G6 お待ちしています。


ガイド1人づつにチップを渡し、残っていたタバコを全部渡してお別れ。
私が審査ゲートを入ってもいつまでも見送ってくれるのには毎度感動する。
肉親以外でここまでしてくれる人は彼ら以外に居ない。



帰りは中華航空の午後便で出立。

さらば、平壌。



ハンバーガーではなく、ツナサンド。

19時頃に北京へ着き、一泊して帰郷。そして羽田でお土産没収・・・、未開封のお土産はダメとの事。


~まとめ~

5回に渡る訪朝により、北朝鮮は金日成・金正日主義を教義とした一種の宗教国家という印象を持った。
民意でもって政治を行う南朝鮮よりも、教祖のトップダウンで動く国の方が話がしやすいのでは、と常々
感じる。北と仲良くできればおそらく南も追従するだろう。

トランプでさえ北を制御できないのだから日本も制御できないのは当然、という見方もできなくはないが、
平成から令和に代わり、トランプのユニークな外交スタイルを手本に、今こそ日本としての独自外交を
見せてほしい。北方領土の話は割と出てくるのに最近は拉致問題の話はほとんど聞かない。
向こうは大国に囲まれている事情があるので核が必要であり手放せないので、その問題以外で交渉すべき
だろう。

北朝鮮は日本を映す鏡、すなわち過去の日本の姿に似た擬似天皇制、そして日本が核武装した未来の姿に
感じられる。わけのわからない国ではあるけども、なんとなく日本に似ている気がしないでもない北朝鮮、
あまりにも情報が無いので国民も知る機会がほとんどなく、メディアを通じてもう少しかの国を知る機会が
増えても良いように思える。

相容れない問題があるので必要以上に仲良くする必要も無いが、遠交近攻を意識して議員や民間の人達が
培ってきた全てのパイプを駆使し、令和の世に両国の関係が進展する事を願うばかりである。

記:2019/09/15

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外務省:北朝鮮に対する渡航情報
在日米国大使館:ビザ免除プログラム
ESTA電子渡航認証システムについてのよくある質問
 2019年9月現在、北朝鮮渡航歴がある場合で米国に入国するには米大使館でビザの申請が必要。
 ただし、今のところグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(45日以内の滞在)には
 上記が適応されないと書かれているので本土とハワイだけ注意かも。